Fedora6にGHCをインストール

Webアプリ周辺といいつつ、いきなり外縁付近に鎮座しているHaskellの話題。

1年くらい前と比べると、HaskellにもxmonadHAppSなどキラーアプリがチラホラ出てきてますね。
Windows上で勉強がてらいくつか小物ツールを作ったことはあるけども、ちょいとここらで仕事のメインのツールとして使えるくらいまで本格的に習得したくなったので、Haskell関連のエントリーをしばらく書くことにする。

というわけでまずは処理系のインストール。Haskellのほぼデファクトの処理系であるGHCをインストールします。

yumを使ってインストールしたいところだけど、僕の作業環境であるFedora6のパッケージではGHCのバージョンは6.6.1で止まっているので、配布元から現時点で最新のバージョンである6.8.2のバイナリパッケージを落としてきてインストールする。Fedora以外のディストリでも多分同じ手順で大丈夫。

$ wget http://www.haskell.org/ghc/dist/6.8.2/ghc-6.8.2-i386-unknown-linux.tar.bz2
$ tar xvfj ghc-6.8.2-i386-unknown-linux.tar.bz2 
$ cd ghc-6.8.2
$ ./configure
$ sudo make install

これでOK。

make install終わった時に

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Installation of ghc-6.8.2 was successful.

To use, add /usr/local/bin to your PATH.

Warning: this binary distribution does NOT contain documentation!
=======================================================================

と表示されるように、/usr/local/bin配下にコマンド類がインストールされる。

付属のインタプリタghciで軽くテスト。

$ ghci
GHCi, version 6.8.2: http://www.haskell.org/ghc/  :? for help
Loading package base ... linking ... done.
Prelude> putStrLn "Hello, my girl."
Hello, my girl.
Prelude> :q
Leaving GHCi.
$

Windowsにもちゃんと専用のインストーラを用意してるし、関数型言語の中ではもちろん、軽量言語と比較しても導入までの敷居は低い部類だと思う。そこら辺もっと評価されてもいいと思うなー。Haskell